こんにちは。
院長の岡田奏二です。
今回は、糖尿病と高LDL-C血症というテーマでお話しします。
日本人の総コレステロール値は1980年代から急増し、現在では男女ともに米国人と同レベルに達しています。
米国では逆に、ここ40年間でおよそ20mg/dlも減少しているにもかかわらずです。
高LDL-C血症はメタボリックシンドロームとならんで動脈硬化性疾患の重要な危険因子であって、現代の日本人はかかるリスクに強くさらされている状態にあります。
LDLのサブクラスの一つであるsmall dense LDLが増加していることと冠動脈疾患とが強い相関を示しています。
専門治療を外来で受けられる当クリニックは、わかりやすい食事・運動支援と適切な薬剤療法で、血糖だけでなくコレステロール値のコントロールも重視しています。
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