こんにちは。
院長の岡田奏二です。
今回は、糖尿病と魚料理というテーマでお話しします。
魚の摂取量を示すヒスチジンと肥満とは逆相関することが示されています。
また、魚介類供給量と2型糖尿病の罹患率は負の相関を示し、特に魚介類供給量の少ない国々では肥満をともなう2型糖尿病の罹患率が高いことが示されています。
カツオなどを食すと体内ヒスチジン量が増加します。
このヒスチジンはヒスタミンへ変換し、脳の視床下部の満腹中枢の1つであるヒスタミンニューロンを刺激します。
これにより満腹感を生じ、過食を防ぐことが判明しました。
管理栄養士がいる当クリニックでは、肉よりも魚を重視した日本食をオススメすることで、患者さんの糖尿病治療に貢献することを目指しています。
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